男性不妊で人工授精の成功率

人工授精の成功率タイミング法や自然妊娠を除いて、不妊治療の第一段階ともいえる人工授精ですが、男性不妊の場合の人工授精の妊娠率は10?20%程度です。

これは、1回の治療で5人に1人から、10人に1人の確率で妊娠するように勘違いしがちですが、実際には、累積妊娠率といって、病院やクリニックでの人工授精の治療によって妊娠に至った割合の事で、1回の治療で10?20%が妊娠するわけではないようです。

人工授精で妊娠した人はだいたい5回目までに妊娠する人が多く、それ以上繰り返しても妊娠率は上がらないようなので、次のステップを奨められることが多いようです。

人工授精はどうやってやるのか

人工授精「人工授精」という言葉が持つ印象で人為的な感じを受けますが、体外受精などの高度ARTと比べても受精や着床などの妊娠に至る経緯は、実際にはほぼ自然妊娠と同じです。

精子の数が少ない、運動率が悪い、正常形態精子が少ない場合に、排卵日か前日に射精した精液をパーコール法やスイムアップ法などの方法で処理してから、女性の子宮に注入する治療法です。

男性は、精子を自宅で採取し持参するか、病院内で射精するかはクリニックなどによって異なります。

女性は排卵誘発剤を使用したり、排卵日を正確に特定するために超音波で卵胞の大きさ、子宮内膜厚を計測したり、血液検査でエストロゲン(E2)を測定し正確性を高める場合もあります。

自然に近い形とはいえ、男性より女性には負担がかかりますので男性は出来るだけ協力出来る事はしたいですね。

人工授精の費用など

人工授精は、病気ではないので保険が適用されませんので自費で15000円から20,000円前後です。
その他にも、検査の費用が掛ってくるので1回の生理周期で人工授精にかかる費用は30,000円前後と考えた方が良いようです。

体外受精は、1回30万円以上かかるので比較すると安く感じますが、人工授精も何度かするとあっという間に10万円を超える事もあります。

妊娠を望むためには、男性もあらゆる方法を知っておいた方が良いでしょうね。

人工授精を成功させるために

不妊治療は男性の理解が大切人工授精を成功させるには、夫婦が一緒になって臨むことが一番大切ではないでしょうか。

一般的には、男性は妊娠や不妊治療に理解が低いといわれますが、治療には精液を採取するタイミングが大切なので、病院内で自慰をしたりする必要もあります。

病院での自慰行為に抵抗のある方や、「人工受精」という言葉に「そこまでしなくちゃいけないのか?」と慎重になる男性もいます。

自身が妊娠、出産しない男性には実感が湧きにくいというのもあります。

僕も妻が悩んでいた時、人工授精や体外受精も視野に入れていると聞いたとき、驚いたのですが、色々知るうちに変わってきて

人工授精にしろ、体外受精にしろ、女性の負担が大きい事を知って、男の情けなさを感じたりしました。

実際には、夫婦での子どもが欲しいという気持ちの一体感が大切かなとも思います。

精子や卵子の質を高める

実際に人工授精の成功率をあげるには「精子と卵子の質を高める」ことが大切です。

ここで重要なポイントは、女性は、卵子の質を高める事を意識して、体を冷やさない努力をしたり、マカやザクロ、抗酸化成分を多く含むルイボスティを飲んだりを継続しますが、
男性は「精子の質を高める」生活と真逆のことをしている場合が多いのが現状です。
人工授精に限らず、精子の質を高めるには、普段の食生活や生活習慣の見直しをする必要があります。。

男性が人工授精の成功率を上げるためにすること

禁煙

  • 禁煙
  • お酒を減らす
  • 食生活の改善
  • 運動不足解消
  • その他にも、熱に弱い精子のために、サウナや長風呂を避けたり、仕事の合間に食べる食事で丼と麺類といったセット物での過剰な糖質摂取を避けたりと日頃の生活の中で小さな見直しを行う事で精子の質を高めましょう。

    コエンザイムQ10やシトルリンなど抗酸化のサプリなども販売されていますが、検討してみる価値はありますが、その際には、成分や配合量などきちんと確認することや毎日続けるために習慣にしましょう。

    食事や運動など、習慣を変える事で、少しづづ改善できることをはじめましょう。サプリメントは中々続けるのが億劫になるのも現実ですが、人気の男性不妊サプリメントのチェックからでもはじめましょう。

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