男性不妊は相談しにくい
不妊で悩んでいる人の中で、誰かに相談する時ってどうしているのでしょうか?
職場の人は勿論、親や友人には言いたくない、言っていないという方が多いと思います。
女性の場合も、一人で悩んでいる方が多いようですが、男性不妊の場合も
相談しにくいのが本音です。
男性不妊の原因は、精子にある場合が殆どです。
男性不妊を治療し、現在はお子様に恵まれたダイヤモンド☆ユカイさんの本のタイトルにある
「タネナシ」
は男性の自虐的な言葉です。
amazonなどでも購入できる本ですが、出だしの部分は以下のようになっています。
なぜかって? 告白しよう。おれは種なし――無精子症だった。ところがどうだ。
いま、おれの横では、かわいいベイビーがすやすやと眠っている。
正真正銘おれの娘だよ。種なし野郎のダイアモンド☆ユカイが、なぜ子供を授かることができたのか?
そいつをじっくりと種明かししていこうじゃないか。
本は、amazonで購入できます。
男性不妊の人はひっそり悩んでいる
ダイヤモンド☆ユカイさんは、不妊治療を受け、お子さんに恵まれ、本を出版されたり、妊活イベントなどで公演されたり、
啓蒙活動されています。
男性不妊を乗り越えた経験者だから、「タネナシ」も嫌味に聞こえませんが、
男性不妊で悩んでいる時に、普通に子供を授かった一般の男性から、言われると
相当なショックな言葉です。
実際に、ダイアモンド☆ユカイさんも自信が無精子症と診断された時は、相当なショックを受けられたようですし、
一般の男性からしても、人に自身が男性不妊だと言ったり、相談するのは相当な勇気がいります。
男性不妊の病院で相談
僕の場合、精液検査を受けたクリニックのドクターが、あまり相談に乗ってくれないというか、
相性が合わなかったので、何とも言えませんが、やはり専門である、泌尿器科での相談が多いような気がします。
中には、街中の「子宝相談」の幟を出している漢方薬局などで相談する方もいますが、
毎月何万円もする漢方を奨められます。
妊活の相談には乗ってくれますので、相談という点ではよいと思いますが、
僕のヨメサンは数か月漢方を買いましたが、結局意味無かったので、個人的に「子宝相談」の漢方薬局は好きではありません。
不妊専門相談センター事業
ちなみに、行政がやっている不妊相談事業としては、不妊に悩む夫婦に対し、不妊に関する医学的・専門的な相談や不妊による心の悩み等について医師・助産師等の専門家が相談に対応したり、診療機関ごとの不妊治療の実施状況などに関する情報提供を行っている、不妊相談センターというのもあります。都道府県や政令都市、一部の中核都市で実施しているようです。
男性不妊は奥さんが悩んでいる
実は、男性不妊に関しては、男性より奥さんの方が悩んでいるのかもしれません。
僕も嫁さんに言われるまで、子どもは、そのうちできるだろうと思っていましたし、
精液検査を受けて、万一「たねなし」なんて言われると嫌だなと思ってました。
女性は、妊娠にいても、不妊の原因についても知っている方も男性より多いようですし、
対策をしてる方も多いようです。
男性が、しっかりその辺を理解していくことが大切だなと思います。
相談したくなければ出来る対策を
僕の場合、ドクターとの相性も悪く、中々相談できる相手はいませんでしたが、
精子を元気にする為に、ネットや本でで男性不妊対策をこれでもか!という位調べました。
まあ、対策は個人差がありますので、これが正解というのはありませんでしたが、
出来る事はなんでもやりましたし、嫁も料理なども頑張ってくれ、排卵日のプレッシャーをかけないようにしていたようです。
男性は、相談をしにくい事ではありますが、努力をすることは誰でもできます。
食事を変える。運動をする。禁煙する。妊活サプリを飲む。
自分に出来ることからはじめましょう。