精子無力症・・・
なにげに流れていたテレビの中から、
精子無力症・・・
という言葉が発せられていた。
見てみると大物俳優である大和田信也さん。
昼ドラのタイトルは「牡丹と薔薇」というらしい。
ストーリーはわかりませんが、ドロドロした内容みたいです。
今日、見た範囲での感じでは
ちょっと前に元ジャニーズ所属の大沢某と女優のDNA官邸で週刊誌を
賑わした話のような感じで、
子どもを授かったものの、自分の子供でないという疑惑があって、
検査したら、
精子無力症
と診断された。といった感じでした。
昼ドラのこれまでのストーリーは全くわかりませんが、
大和田信也さんが、精子無力症のこと
【種無しぶどう】
っていってたのと
こんな話を世の奥様方はみているんだ~と
思うとちょっと複雑な気分です。
まあ、あくまでドラマの世界なんですけど。
続きが気になって明日・明後日番組録画してしまった。
精子の運動率
ドラマの中では、精子の運動率か前進運動精子が2%だったかな?
この数値では医師が妊娠する可能性は殆どないという事をいっていましたね。
確かに、2%ではないようですが、重度の精子無力症(10%以下)で体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)の可能性はあったような気もしますが、この辺はさすがに昼ドラでは触れないようですね。
WHOが2010年に改訂した精液所見の基準値では、精子の運動率は総運動率40%以上、前進運動精子32%以上とされていますしね。
やはり、子どもを欲しいと思うなら男性も検査は早い段階でしておくことが大切ですね。
精子の運動率を改善するには
ドラマの中では、改善する方法はない!と断言していますが、実際には、軽度の場合、漢方やコエンザイムの投与で様子を見る事も行われています。
確実に、精子の運動率の改善するような効果的な治療法はありませんが、精液検査の所見は毎回違うので、出来る事はやりたいというのが妊活している人の気持ちです。
<非ホルモン療法>
それでも、精子の運動率に変化が見られないケースも多いですし、運動率が改善してもタイミングが合わず妊娠に至らない事が多いのも現実です。
はじめから重度の場合も非ホルモン療法も効果は薄いようですので、体外受精や顕微授精という選択肢になるケースも多いようです。
その場合、男は出来る事が少なく、女性に精神的にも肉体的にも負担をかける事になってしまいます。
先天性の場合は、仕方のない面もありますが、そうでない場合、日常生活で精子のために出来る事はやったほうが良いですね。
昼ドラで改めて、妊活で男の役割を考え直してしまいました。