こどもができない、こどもが欲しいと思っていても、出来ないと「不妊症?」と不安になります。
不妊の原因は、男性の場合も女性の場合もあり、また、症状などによって治療方法は大きく変わってきます。
最近はメディアでも「不妊治療の最先端」などが放送され、高度な医療が注目されていますが、お金や時間もかかり躊躇する場合もあります。
ここでは、不妊治療について、高度な医療だけでなく、幅広く説明していきます。
不妊治療とは
不妊治療は最終目的が妊娠・出産です。
一般的に病院やクリニックに行く時は、頭が痛いとかお腹が痛いとか、どこか腫れているとか、何か症状があって、それに対する検査や治療を行います
しかし、不妊治療の場合は、具体的にどこか痛いとか不快感があるとかではありません。放置していると分からないままの場合が多いのが特徴です。
一方では、なにか不妊の原因となる症状があっても原因を完全に取り除かなくても人工授精、体外受精など補助生殖医療(ART)で、妊娠・出産可能です。
これが、普通の治療とは異なる点ではないでしょうか?
不妊治療の方法
とはいっても、一般的には、原因が分かっている場合は、原因に対する治療を行う事で妊娠につなげる方法と、タイミング療法、人工授精、体外受精とステップアップしていく2つの組み合わせが選択されます。
年齢や環境によっても選択肢が異ってくることもあり、答えは一つではないことや病院によっても治療方針が異なります。どのような不妊治療を選択するかは年齢や考え方にもよって変わってきます。
不妊治療の検査
不妊治療を行う場合、はじめに行うのは検査です。
不妊の原因が女性側にあるのか、男性側にあるのか、あるいは両方にあるのか、近年は不妊の原因の48%は男性側にあることも分かってきていますが、まだ男性が検査を受ける比率は女性より少ない現状があります。
ただ男性が検査を受け、男性側に原因があると分かった場合、女性側の精神的、肉体的な負担は減るとも言われています。
検査は、ホルモン検査、超音波検査、粘液検査、精液検査などがありますが、検査を受けてもその他の原因の場合もあり原因がわからないケースもあるといわれています。
検査でわかることは少ないため、原因の特定が難しいのも不妊治療の難しいテーマです。
精子も卵子も異常がないのに受精できない時もあるし、細胞分裂しないこともあります。排卵があっても、卵子が入っている袋(卵胞)の中の卵子がすでに変性していることもあります。
ですから、不妊症の原因に関しては、妊娠に至る過程の段階での何らかの障害があると想定します。それを排卵障害とかピックアップ障害、受精障害、卵管障害、着床障害といった呼び方をします。
また、卵自体の問題もあります。卵の質が落ちていて、赤ちゃんまでいけない卵、染色体異常がいっぱい発生する場合もあります。
妊娠できないのはなぜか、どこが悪いか、何が原因か、多くの方はそういうことを気にします。しかし、不妊症に関しては、検査の結果は正常だったり、仮に何か見つかっても、本当の原因までは特定できないことがほとんどです。
何かしらの原因があって、そのプロセスで障害が起きているのですが、今の医学ではまだ全部解明させていないのです。
不妊の原因は旦那かも?でも言い出せない!
子どもが欲しい、二人目を授かりたいと思っていて、女性が病院やクリニックで検査して何もなく、「もしかして旦那に原因があるかも?」「男性不妊の検査(精液検査)を受けて欲しい」
と思っていても、なかなか言い出せないというケースは案外多いようです。男性は自分に原因があるかもと思っていても自発的に検査を受けたり、妊活サプリを続けるのも三日坊主という方が多いようです。
そんな方には男性不妊に適した青汁もおススメです!!
不妊治療で有名な病院
不妊治療は主にレディースクリニック、産科、婦人科、産婦人科などで受けること多いのですが、自宅や職場などから近いところで受けるというのが一般的です。
しかし、近所のクリニックや婦人科には、不妊治療に精通した医師がいなかったり、設備の整っていない病院が近くにないということもあります。
下記に紹介したクリニックは、不妊治療で有名なクリニックの、ごく一部です。
中には、随分まって有名なクリニックで不妊治療をしたけど、医師とあわず転院して妊娠したという方もいます。
有名なところは、最新の技術、情報、設備など揃っているので、高度な医療を求める場合は、安心感があります。
一方、婦人科のなかでも不妊治療に力を入れていない場合もあります。近年は、ホームページで容易に不妊治療や検査をしている病院やクリニックを検索できます。
たとえば、「不妊治療 北九州」と検索すれば、セントマザー産婦人科医院や、ほりたレディースクリニックなどが上位で表示され、
「不妊治療 札幌市}では、神谷レディースクリニックなどを探すことができます。
不妊治療は、医師との相性もありますので、色んな所に行って自分にあった、信頼できるドクターやスタッフを探すことも大切です。
加藤レディスクリニック
所在地 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-20-3 ウエストゲート新宿ビル |
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連絡先 | TEL:03-3366-3777 FAX:03-5332-7373 |
公式サイト | http://www.towako-kato.com/ |
神奈川レディースクリニック
所在地 | 〒221-0822 神奈川県横浜市神奈川区西神奈川1?11?5 YAJIMA ARC BIL’91 6階 |
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連絡先 | TEL:045-290-8666 FAX:045-290-3321 |
公式サイト | http://www.klc.jp/ |
英ウイメンズクリニック
所在地 |
〒650-0021 神戸市中央区三宮町1丁目1-2 三宮セントラルビル2・4・7・8階 |
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連絡先 | TEL 078-392-8723 |
公式サイト | http://www.hanabusaclinic.com/ |
セントマザー産婦人科医院
所在地 |
〒807-0825 福岡県北九州市八幡西区折尾4-9-12 |
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連絡先 | TEL 093-601-2000 |
公式サイト | http://www.stmother.com |
男性不妊の治療や検査をしているクリニック
旦那さんが不妊治療に協力的でない場合
子どもが欲しいけど、旦那さんが不妊治療の男性側のステップである「精液検査」を受けてくれないというケースも多いのが現状です。
そんな旦那さんには、決して強い口調や責める言い方は逆効果です。
男の心理をうまく利用して、甘えた言い方や悲しい口調の方が効果的という場合が多いようです。
さらには、精子の質や量を良質にするためのサプリも続かない男性には、亜鉛やシトルリンの入った青汁で、妊活体質&セックスレス対策をするのも一つの手段です。