妊娠を望むなら旦那の晩酌は控えめに

ビール飲み過ぎが精子に悪影響1週間にビール中ジョッキを約3杯分以上飲んでいる人は、飲まない人より精子の数が少なかったり、奇形率が高いというニュースが2014年10月に報道されています。
これは、南デンマーク大学医学・健康科学部のTina Kold Jensen氏ら研究チームが発表した調査で、10月2日発行の英医学誌「BMJ Open」に掲載されています。

調査は、18~28歳の健康な男性1221人を対象に、飲酒習慣の分析と血液ならびに精子のサンプリングをしたもので、分析の結果、毎日約240mlもしくは一週間に約1.9l以上飲んでいる人は精子の数だけでなく運動率や奇形率に影響をもたらすことが分かったと伝えています。
Tina Kold Jensen氏ら研究チームは、「自分で“控えめ”と思っている量でも有害である」と警告しています。晩酌でのビールや「とりあえずビール」が、精子を弱める可能性があるとしています。
日本のメディアでは、広告でビッグスポンサーである大手ビール会社への配慮からか大きく報道されていないようですが、不妊で悩む夫婦にとっては重大な問題です。

もちろん毎日のようにビールを飲んでいても子どもを授かる方もいますが、こういう結果がある異常、妊娠を望む夫婦や精子の運動率や精子の数が気になる男性は少し控える必要があるかもしれません。

僕自身も、子どもが出来る前の生活は確かに毎日のようにビールを飲んでいましたし、タバコも吸っていました。妊活を始めた時にビールは意識していませんでしたが、確かに昔よりが飲む頻度も量も減っていたので、なるほど!と思う節もあります。

ちなみにイギリスでは7カップルのうち1組が不妊のトラブルを抱えているそうで、そのうち半分が男性側の飲酒に原因があるという報告もあります。ビールだけに限らず過度のアルコール摂取は精子に良く無いとされています。妊活中の男性は少し意識した方が良いようです。

ビール酵母はどうなの

ビール酵母ビールの飲み過ぎが精子に良くないのは分かったとしても、亜鉛等のミネラルやアミノ酸やビタミンB群をバランスよく含み、精子に良いとされるビール酵母はどうなのかという疑問がわいたので調べてみた。そもそもビール酵母とは、ビールの製造過程で、アルコール発酵を行う酵母(微生物)であってアルコールを含んだビールとは異なるものであるので心配はなさそうです。サプリ等に配合されているビール酵母は、苦味成分やアルコール分を除き、乾燥させ粉末状にした物が使用されているようです。
ちなみにビール酵母の成分は50%がタンパク質・アミノ酸、30%が食物繊維である。その他、ビタミンB群、各種のミネラル類、グルタチオン、エルゴステロールなどが存在しています。

精子を守るために

ビール以外に精子に良くないことを改めて確認しておきます。もちろん、ビールを飲んでもサウナに長時間入って毎日カップめんを食べても元気な精子で子供が何人もできる人もいればそうでない人もいます。不公平という方もいますが個々の違いは仕方ありません。出来る事をやっていきましょう。

  • 喫煙習慣
  • 熱い風呂・サウナで睾丸を温めない
  • 禁欲のしすぎ
  • 不規則な食生活
  • ストレス
  • 過度の活性酸素の発生を抑える事が大切

    Tina Kold Jensen氏ら発表ではビールが原因とされていますが、酸化ストレスから精子を守ることが妊娠の確率を高めるために大切だという事も分かっています。酸化ストレスを軽減するためには、活性酸素が過度に発生しないようにすることと抗酸化力を高めることです。精索静脈瘤や停留精巣など、男性不妊の原因になる疾患も活性酸素の発生源になるとされますが、精神的なストレスや喫煙、大量の飲酒、激しい運動、食品添加物、睡眠不足など生活習慣の改善で抑えることが出来るものもありあります。日頃からの習慣を見直し抗酸化物質を摂ることも大切です。

    精子のための青汁習慣

    抗酸化物質を増やす青汁抗酸化成分を手軽に習慣化してとるために青汁は男性にとって取り組みやすい製品です。添加物が少なく、亜鉛や血流を促進するシトルリン、ビタミンEがケールの10倍も入った青汁は個人的におススメです。価格面では青汁としては安くは無いので、単に野菜不足でなら普通の青汁でも良いと思いますが、男性不妊で悩んでいる人にはうってつけの青汁です。
    妊活中の男性でどうしてもお酒を飲見たいという方も、抗酸化成分や精子の為の成分がたっぷり入った桑の葉青汁を焼酎のお湯割りや水割りを嗜む方がならビールをガブ飲みより良いかもしれませんね。
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    青汁の焼酎割