男性不妊にカネカの還元型コエンザイムQ10で妊活
コエンザイムQ10は、日本では1970年代から、うっ血性心不全治療の医療用医薬品として使用されていましたが、2001年の食薬区分の改正で食品成分としての利用が認可されたことで、美容や健康、アンチエイジングに期待できる成分として人気が沸騰しました。 サプリメント大国のアメリカでも人気のサプリメントとして定着しています。数年前には、コエンザイムQ10(CoQ10)は、美容や健康に良い成分として雑誌やテレビの健康番組で紹介され、爆発的な人気で店頭から無くなってしまうほどの大ヒット商品となりました。
しかし効果が実感できない製品も多く、ブームは去ったような感じでした。
一方で、日本でも泌尿器科や男性不妊専門医の中には、コエンザイムQ10(CoQ10)を処方するドクターがいるのも事実です。コエンザイムは男性の性欲、精力低下を改善し、下半身年齢を若返らせるための成分としても注目されています。
以前のブームでは酸化型のコエンザイムQ10が殆どでした。実は、酸化型コエンザイムQ10は、体内で還元型に変換されてから効果を発揮するのでイマイチ効果を実感できないことが多かったようです。
カネカは、酸化型の欠点を補うために、還元型のコエンザイムQ10を発売しました。
テレビCMで見たことがある方もいると思います。公式サイトでは、初めての方に500円で試せるお試し用品も準備されています。
価格 | 公式サイト通販価格:500円(税別) 送料無料 |
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おためしセット内容量 | 460mg×14粒 |
通常購入 | 3,750円(税込) |
主な成分・原材料 | 食用油脂、コエンザイムQ10(還元型)/加工デンプン、グリセリン、乳化剤(大豆由来)、ゲル化剤(カラギナン)、増粘剤(ミツロウ)、カラメル色素、pH調整剤 |
コエンザイムで精子や卵子の若返り?
コエンザイムQ10は高い抗酸力を持っていることから、男性の精子の質を向上する効果があるとされています。また女性の卵子の老化の原因である酸化物質と闘う抗酸化成分としても最近話題です。
また、ミトコンドリアの働きをサポートすることで、精子が運動するためのエネルギーを作り、その原動力なります。
男性不妊の研究では、1日200mgのコエンザイムQ10を3継続摂取し、精子の運動能力が改善されたという研究結果もあります。
コエンザイムが特にアメリカや泌尿器科、不妊利用、精力アップで注目されているのは理由があります。
人間の必要なエネルギーの約95%は細胞内にあるミトコンドリア で生成されています。
コエンザイムQ10(CoQ10)は人間の細胞のミトコンドリア内に多く含まれていて、
エネルギーの源になるATP(アデノシン三リン酸) という物質を産生していることや、
抗酸化力も強く体内に充分に存在することで血管や脂質の酸化防止に役立つことが、妊活の要ともされるミトコンドリアの効果があるとされる要因ともいえます。
最近の、男性不妊サプリや、女性の妊活サプリでもコエンザイムQ10を配合するものが増えてきました。
コエンザイムをサプリで摂取する理由
コエンザイムは体内で作られますが、20歳前後をピークに減り続け、40歳前後になると急速に減少します。
コエンザイムの減少に合わせて、エネルギーが産生されにくくなることで、精子の元気もなくなり、男性ホルモンも減少するのではないかといわれています。
さらにコエンザイムQ10の一日の必要量は、30mg以上とされてますが、吸収率が低いので、食品ならイワシなら約6匹、牛肉では約950gが必要とされますので、サプリメントで摂る方が現実的と言えます。
サプリメントで摂取する際には、酸化型と還元型がありますが、吸収率を高めるビタミンE等が配合されている製品が推奨されます。
コエンザイムQ10の安全性と歴史
コエンザイムQ10は2001年の食薬改正まで、専ら医薬品として使用されていましたので、効果が実証されているという宣伝をしているメーカーや商品もあります。
しかし、同じコエンザイムでも、市販のサプリメントとして販売される場合、製造の管理は、医薬品と同等ではありません。【医薬品として利用されてきた】という事だけでコエンザイムQ10を選ぶ事はお勧めできません。
コエンザイムQ10は、多くのメーカーから販売されていますが、品質、製造法の確認も大切です。
1957年 |
ウィスコンシン大付属酵素研究所のF.L. Craneらがウシ心臓ミトコンドリアより脂溶性物質を単離。電子伝達系に関与する補酵素であり、10個のイソプレン単位からなる側鎖を有することからコエンザイムQ10と命名 |
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1973年 |
日本でうっ血性心不全治療の医療用医薬品として世界で初めて認可される。 |
1991年 |
日本において一般用医薬品として薬局薬店での販売が認可される。 米国を始め世界各国でサプリメントとして流通し始める。 |
2001年 |
日本において食薬区分の変更により食品成分としての利用が認可される |
協和発酵のコエンザイムQ10も人気
カネカのコエンザイムQ10と同じように、医療品の原料メーカーとして、アルギニンやシトルリン、オルニチンなど男性の精力に関係の深い「アミノ酸」のパイオニアである協和発酵。
以前の商品からリニューアルしたコエンザイムQ10EXは、コエンザイムq10を2粒に180m、最新の研究結果と技術を反映して、業界最高水準の高含有配合を実現。
吸収率を高めるビタミンEも配合
さらにコエンザイムQ10と相性の良い成分を徹底研究し、妊活ビタミンと呼ばれ、精子の元気にも関係するビタミンEとQ10を守る成分、マルチカルテノイドを配合する事で、加齢で男性を根本からサポートします。
高品質で低価格なシトルリンも人気
巷の精力・活力サプリの多くにシトルリンが配合されています。
市販のシトルリンの中には、安価な合成法で製造された中国製の物が多く、原価は安いはずなのに高価な商品が多いようです。
協和発酵バイオのシトルリンは、発酵型で高品質なのに、通常購入でも15日分で2000円(税別)で購入できます。
しかも、初めてでシトルリンを試したい人は、初回は700円で試せます。
続けることが大切ですが700円なら一度シトルリンを試してみる価値はあると思います。
コエンザイムQ10の入った妊活サプリ
男性不妊、女性の妊活は、精子や卵子の細胞を元気に保つことともいえます。言い換えると精子や卵子のミトコンドリアの健康維持です。
コエンザイムQ10は、L-カルニチンや亜鉛などとの組み合わせで効果があるという発表も多く、多くの妊活サプリ、男性不妊サプリにエビデンスのある成分として配合されています。
最近では、男性不妊の研究も進んでいて、コエンザイムQ10やセレン、L-カルニチンも精子に良い影響を与える成分として、専門の学界でも報告されているようです。
妊活でコエンザイムQ10を活用するなら、亜鉛、L-カルニチン、葉酸、セレンがたっぷり配合された青汁がオススメです。20日分、20杯が3000円で試せます。健康的な精子のためには3か月以上続ける必要がありますが、まずは試してみましょう!