タイミング療法
受精する確率を高めるには排卵期に性行為を行うことが前提です。卵胞は1日に1,2mmほどづつ大きくなり、18~22mm程度で排卵します。排卵日4日前から受精の可能性が高くなり、排卵2日前から排卵前日が確立のピークとされます。このタイミングで性行為を持てば確率上は約20%の確率で妊娠するといわれ、1年で約90%が妊娠するとされます。
検査で問題ない場合排卵日を正確に知り、性行為をタイミング良く行う事で妊娠の可能性は高まります。(厳密には排卵時間が大切)基礎体温をつけていくことで排卵日を予測するセルフ方式だけでなく、医師の指導で行うタイミング療法(指導)は、病院で超音波検査や尿中のホルモン検査で、正確な排卵日を予測することになります。病院でタイミング指導を行う場合には、夫の精子が正常である、妻の卵管が両方とも通っている、年齢が若い、結婚してそれほど年数がたっていない、できるだけ自然に妊娠したいという夫婦になります。また最近では、経膣超音波とホルモン検査によって2~3時間の誤差で排卵時間が予測できますので、排卵時間に合わせて性行為を行う事で妊娠の可能性が高まります。
一方で、男性は、タイミング療法でプレッシャーを感じる方も多く、焦りは逆効果になる場合もあります。精子は性的に興奮している時に多く射精されるといわれ、妊娠のための行為が先走りすぎるとストレスで精子に影響したり、一時的なED(勃起障害)になるケースもあるようです。ムード等を大切にしていくことも大切です。また排卵日をあえて教えないという事も手段の一つです。
排卵誘発剤とタイミング療法指導
基礎体温を測って自分たちで排卵日を想定し、性行為をしても妊娠しない場合、病院でタイミング療法を受ける場合もあります。
不妊治療を行う病院ではタイミング療法で受精する効率を上げるため排卵誘発剤を使用することがあります。排卵誘発剤(クロミッド・セキソビット)やHMG注射は黄体機能を高め、基礎体温を安定させるなどの作用があり、卵巣を刺激しますが、卵子には作用しません。クロミッドは子宮内膜を薄くしたり、経管粘液が減少するなどの問題点もあるので医師にきっちり確認しましょう。
タイミング療法のコツ
基礎体温をきっちり計って、排卵日にしたのにダメだった、病院で排卵誘発剤を使ったのに出来なかった、という話を聞くことがあります。僕も排卵日にしたらかなりの確率でできると思っていました。妊活を始めて5年間のはじめは、夫婦で排卵日にすることからはじめて数か月「なんでだろう???」と思ってました。排卵日にしたからできる確率なんてたかが知れてるんですね。しかも、禁欲してたり逆効果なことをけっこうしてましたね。
嫁さんも「今日だよ!!」なんてオトコ側も結構プレッシャーなんですよね。それから病院で聞いたことや僕の精液検査、禁煙、嫁の子宮内膜手術を得て、食生活の改善で妊娠する事ができました。
5年間の経験でタイミング療法を成功させるポイントは、男性側が元気な精子を維持するために食生活や運動など健康な体でいること、女性側も卵子を健康にするために、無理なダイエットをやめ、健康的な食生活をすること、特にタンパク質を摂る事。
そして、夫婦で自然に愛し合う事だと感じました。当たり前の事かもしれませんが、妊活は当たりまえの事を当たり前にやること。それを継続することが難しいのではないかと思います。
病院で不妊治療をしても妊娠できないという知人は、タバコをすっていたり、カップ麺やコンビニ弁当をしょっちゅう食べてたり、奥さんもマクロビに挑戦していたり、ダイエットとして食事を抜いたり、病院で治療すればなんとかなると思っているような人もいます。
健全な精子・卵子を維持するために日常生活の改善と、夫婦円満・・・・これが一番大切だけで出来ていないことだと思うのは僕だけでしょうか。
タイミング療法にオススメの青汁習慣
青汁は男性にとって取り組みやすい製品です。添加物が少なく、亜鉛や血流を促進するシトルリン、ビタミンEがケールの10倍も入った青汁は個人的におススメです。価格面では青汁としては安くは無いので、単に野菜不足でなら普通の青汁でも良いと思いますが、タイミングで悩んでいる人にはうってつけの青汁です。
Lシトルリンは勃起に必要なNOも生成してくれて、亜鉛も入っていて妊活に最適。
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