35歳が男の妊活も境目なのか?
「卵子の老化」はNHKをはじめ多くのメディアで取り上げれられていますが、男性の精子については年齢と共に精子のチカラが”衰える”事を知らない方が多いようです。
僕も、妊活に真剣になるまで、男は幾つになっても子どもをつくる事は可能だと思っていました。
幸いな事に、40歳を過ぎて第一子に恵まれましたが、体力面も若い頃に比べ落ちていましたし、性欲や性行為も若い頃のようなものではありませんので、精子もそれに比例していてもおかしくはないでよね。
ただ、男性芸能人が結構な年齢なのに子供が出来たというニュースなどにもあるように、男性はいつまでも妊娠させることが可能だと思っていました。
卵子と精子の老化
卵子は、女性が生まれた時に卵巣に備わったまま、新たに作り出されませんが、精子は精巣で新たに、どんどん作りだされます。
そのため、男性は幾つになっても元気な精子が製造され、60歳を過ぎても子どもが出来たり、海外では90歳を過ぎて子供が出来たという話もあるくらいです。
しかし、最近では、男性不妊専門医の中で研究が進んでいるので、35歳を目安に男性の精子も妊娠のためのチカラは落ちていくといわれるようになりました。
年齢ともに精子良くない習慣をしている
精子が年齢に関係なく作られる仕組みだとしても、妊娠のためには元気な精子でないといけません。
精液検査をすればわかる事ですが、精液の量、精子の数、精子の運動率、精子の奇形率が良くないと妊娠の可能性は低くなります。
35歳はあくまで目安の年齢だと思いますが、男性の20代後半から30代、40代にかけての生活は精子にとって良くない環境が一杯です。
これ????
精子は酸化に晒されている
妊活をする前は、精液が沢山出てだけで妊娠できる位に考えていて、無精子症は言葉は知っていても、精子の運動率、奇形率なんて言葉も知りませんでした。
男性不妊の専門家程でないにしても、妊活をする当事者として、本やネットで調べていくうち、精子が酸化に弱い性質で、普段の不摂生な食事や運動不足などで、精子が劣化していく事を知りました。
特に、タバコはもってのほかで、その他にもサウナや長時間の風呂、ストレスなど、30代男性の多くが精子に良くない生活をしているといってもいいほどでした。
また、働く男性が妊活をする場合に、禁煙はもとより、食事に気を付けようと思っても、仕事の合間のランチと言えば、揚げ物が多かったり、中にはコンビニやインスタントなんてこともあります。
生活そのものが精子に良くない物ばかりです。
精子を守るために生活を見直す
男性は年齢に関係なく精子をつくる仕組みがあるので、精子に良くない環境を改める事で精子の数や質が改善されます。
僕の場合も、まずは禁煙、そして毎日犬の散歩をかねて1時間ウォーキングをしました。嫁さんも晩御飯には、気を遣ってくれましたが、いかんせん仕事をしていると、付き合いなどで食生活は乱れがちですので、サプリメントや青汁で不足する栄養を補うようにしました。
男性はサプリメント続かない問題
さて、妊活で精子のためにということで、亜鉛やビタミンE、コエンザイムQ10等のサプリをはじめ、マルチビタミンなどを数種類購入し飲み始めました。
しかし、僕に限らず、多くの男性が途中で飲まなくなることが多いようです。
それは、効果を実感できにくいからです。例えば、胃がもたれる時に「ガスタ-10」を飲むとスッキリします。疲れた時に栄養ドリンクを飲むとカフェインの覚醒作用でなんとなくシャッキとします。
妊活のためのサプリは、飲んでも妊娠するか、精液検査を受けてみないと効果を実感しにくいので続かないのです。
また、サプリの中には、毎日6~10粒飲まないといけないものもあり、嫌になってしまいます。
いくら医学が進歩していても、精子の数や運動率を劇的に改善する特効薬は存在しません。
普段の生活の中で、精子に良い環境を与えてあげて、大切な栄養を食事を中心に摂るしかありません。
精子・精液の為に健康習慣
精子を増やす、精液を濃くするにはビタミン・ミネラル・アミノ酸をバランス良く補給し、抗酸化成分を摂ることが大切です。
最近のサプリは、以前のような胡散臭い物だけでなく、コエンザイムQ10、カルニチン、亜鉛をバランス良く配合し、精子の劣化を防ぐ事に主眼を置いた物も多数あります。
最近では、男性不妊専門医が監修した「AQ10」や亜鉛やコエンザイムを配合した「マイシード」はオススメです。
また、習慣にしやすいという点、妊活に協力的でない旦那さんに妊活をさせたい奥様に人気なのが、コエンザイムQ10、亜鉛、L-カルニチン、セレン、葉酸に加え、L-シトルリンも配合されて「大人の青汁」がオススメです。
妊活で人気の青汁20日分、20杯が3000円で試せます。健康的な精子のためには3か月以上続ける必要がありますが、まずは試してみましょう!